そのときそのときの思いを、写真を通してカタチにしていこうと思います。
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自然界が活発になっていたある一日
窓からの気持ちいい風と
空からの恵みの光を浴びて
大げさに装飾を施された人工物の
偽色の世界から抜け出してきた
自らの心を偽りのペンキで塗りつぶし
全てを棚に上げ
自分を正当化し続ける世の中
マスコミが民衆を操り
そして操られていることに何も疑問を感じない愚民
カネがあらゆる価値を決定付ける
人の命さえも
あれからもうすぐ一年
止まったままの心の記憶
コタツを囲んでお茶をおかわりしまくった笑顔の記憶
じゅうたんの染み
柱の傷
日用品の埃
命の灯は幾重もの感情の渦を生み出した
そして
暗い闇に影を作った
振り向いたその先の崖から転げ落ちて
無傷の生身はきっと暗い光を全身で浴びているだろう
カネで作り上げられた何の役にもたたないだろう地位と名誉
それを笑ってしまった僕の心
何故だか急に幸せに包まれた瞬間だった
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